当機構において、平成22年11月に70歳雇用実現プロジェクト会議(座長:清家篤慶應義塾大学教授)を設置し、5回の会議を開催して、その結果を70歳まで働ける社会に向けて取り組みをさらに推進するための具体的な取組の方向性等について議論を重ねました。「『70歳まで働ける企業』に取組みの進展・拡大を目指して(2011年提言)」は、この会議における検討の結果として取りまとめられたものです。
政府の進める「『70歳まで働ける企業』推進プロジェクト」の取組の一つとして、当機構において、平成19年6月に「70歳まで働ける企業」推進プロジェクト会議(座長:清家篤慶應義塾大学教授)を設置し、6回の会議を開催して、70歳まで働ける社会に向けて取り組む必要性、具体的な取組の方向性等について議論を重ねました。「『70歳まで働ける企業』の実現に向けた提言」は、この会議における検討の結果として取りまとめられたものです。
「『70歳まで働ける企業』の実現に向けた提言」を受けた事業の一環として、「70歳以上の人がいきいき働いている企業」事例を収集し、そのなかから約100の事例を「70歳いきいき企業100選」としてとりまとめました。
選定にあたっては、内田賢東京学芸大学教授を委員長とする選定委員会を設置し、「70歳以上のみならず60歳代後半層の雇用確保がなされていること、賃金等の処遇について明確な制度・方針があること、70歳雇用にあたって参考となる工夫や検討が行われていること」等を基準として、地域、規模・業種等も考慮し、「これから70歳雇用に取り組む企業に役立つ」ものとなるよう審査を重ね、掲載事例を決定しています。
「70歳いきいき企業100選」(2012年版)に掲載された事例の中から、事例内容の先進性や業種・所在地のバランスに配慮しつつ選定をした24事例をケースレポートとして紹介する「70歳雇用先進事例集」を作成しました。
本書は、70歳従業員を雇用する企業24社の高齢者雇用に対する考え方や、70歳従業員の勤務形態、賃金形態、仕事内容、70歳現役で働くことへの思いなどを浮き彫りにし、企業において70歳雇用に向けての制度設計や課題解決に取り組む際の資料としてご活用頂ける、または働く人々がライフプランの選択肢の一つとして65歳以降の就労をイメージして頂ける内容となっております。
なお、作成にあたっては、高年齢者雇用アドバイザー等による各企業への取材をもとに、「70歳いきいき企業100選」選定委員会委員長の内田賢東京学芸大学教授の協力を得て編集しております。