働く広場2017年10月号
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30働く広場 2017.10は加賀友禅に使われる伝統の加賀五彩(えんじ、藍、黄こう土ど、草、古こ代だい紫むらさき)。樹脂でコーティングしているため、通常の紙よりも壊れにくく、半透明な透け感がガラスのようにも見える。 社会福祉法人「かずさ萬まん燈とう会」(木更津市)は、障害者就労支援の一環として、同市内の工業団地・かずさアカデミアパーク内に工場を新設し、パン製造を開始した。 「くりーむパン」の製造販売で全国展開する「株式会社八はっ天てん堂どう」(広島県)と協働し、同社へ納品する。工場内には販売店舗やパンづくり体験工房、見学エリアも設置。同会の施設に通う知的障害者らが製造にたずさわる。 視覚障害者向けの出版事業を手掛ける社会福祉法人「桜おう雲うん会かい」(東京都)が、小学校で習うすべての漢字を収めた「大きな文字の漢字字典」を刊行した。 2020年度の次期学習指導要領で追加される20字を含む1026字を、1ページに1字掲載し、読みや用例、部首などを示した。弱視や読み書き障害(ディスレクシア)の人が見やすいように開発された書体を使用。B5判、上下と索引の全3巻セットで6480円。て、市のPRにつなげる。 障害者の工賃アップを目的とした障害者施設などからの優先調達の一環で、夏祭りや真岡木綿バージョンなども製作する。 出演者も制作スタッフも知的障害者が中心のインターネット放送局「パンジーメディア」(東大阪市)が開設された。 東大阪市で地域生活を送る障害者たちが利用する通所事業所の支援を受け、2016年9月から月1回約50分間、ニュースやドキュメンタリー、ドラマのほか、当事者が自分の生い立ちを語る「私の歴史コーナー」などの番組を制作。毎回、十数人が企画や撮影に加わり、キャスターやコメンテーターも務めている。 パンジーメディアは、知的障害のある人たちが地域で普通に暮らすことを支援するクリエイティブハウス「パンジー」が母体で、社会福祉法人「創思苑」(東大阪市)が運営。  障害者の就労支援事業を行う「ヴィスト株式会社」(金沢市)は、金きん箔ぱくの生産に使われる箔はく打うち紙を活用して、新商品を開発した。 金沢工業大学と共同研究し、全国でほとんどのシェアを誇る金沢の金箔に注目。最小で2センチ角の箔打ち紙で鶴を折り、ピアス、イヤリング、携帯ストラップ、置き物に仕上げた。色 厚生労働省は、2016年度の「過労死等の労災補償状況」を公表した。過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発症した精神障害の状況について、同省は2002(平成14)年から労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを年1回取りまとめている。 精神障害に関する労災補償状況では、長時間労働などが原因で精神疾患を発症し、労災認定された人は498人で、前年度比26人増と過去最多となった。業種別の請求件数は、「医療、福祉」、「製造業」、「卸売業、小売業」の順に多く、支給決定件数は、「製造業」、「医療、福祉」、「卸売業、小売業」の順。年齢別では、請求件数は「40~49歳」、「30~39歳」、「50~59歳」の順で、支給決定件数は「40~49歳」、「30~39歳」、「20~29歳」の順に多かった。 真も岡おか市は、各種商品の梱包業務などを行う障害者就労支援施設「わらくや」(真岡市)と連携し、パッケージに真岡特産のいちごをデザインした脂取り紙を製作した。市幹部がイベントや会議に出席する際、名刺とともに渡すなどし行政精神疾患の労災、過去最多厚生労働省地方の動き「脂取り紙」を市のPRグッズに栃木生活情報知的障害者がネット放送局を開設大阪働く障害者がパン製造千葉本紹介「大きな文字の漢字字典」箔打ち紙で新商品石川

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