働く広場2017年12月号
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23働く広場 2017.1223スタッフは、働いている人の熱中症への対応や安全対策に心を配っている。(2) 金属札作成の鉄板切断と、穴あけ加工、モールド(レンガのパッキン)カット採寸作業など工場で必要な作業部品加工小池弥や恵えさんは、品種やロット番号などを明記する金属札のカット(20枚の鉄板をカットして、月に7000枚の金属札をつくる)や、モールドのカット(日に750本から900本)を行う。手早く、同じ長さに黙々と切っていた。(3) 社宅・寮の小口修繕補助 障子や襖ふすまの張替え、塗装のマスキング、清掃全般など、社宅退去後の修繕補助を行っている。障害者雇用第一号の方が従事していた業務だ。(4) イベント会場設営社内では、福利厚生事業やイベントなどでテントを張ったり、机や椅子を並べることが多く、都度たくさんの人手が必要となる。そこで、その行事を把握し、必要な人数を割り出しておき、普段は事務部門の業務をしている人も応援に加わり、会場設営と撤去作業を行っている。社内では「森本組」と呼ばれている。(5) シュレッダー分別処理2012年に補助金を活用し、安全装置のある大型機械を導入したことにより、シュレッダー部門は常時2~3人体制となった。一定期間の保管後、廃棄可能となった資料やファイルを処分したくても、そのなかに個人情報や企業秘密資料も混在していたため、何年も倉庫に眠っているものが多量に存在していた。そこで、不要なファイルを丸ごと回収し、施設管理グループで紙、クリップ、ビニールなどに分別し、その最終工程としてシュレッダーを行うようにした。この取組みにより、現場の一角に溜めてあった不要書類はすべて分別処分された。結果、その部署に空きスペースができ、新たな機械装置が設置され、ライン稼働に至るまでとなった。このことにより、社内の各部署に、徐々に施設管理グループの障害者雇用の取組みを知られることとなり、自然と相談が持ち込まれるようになり、現在はさばくのに一苦労といった状態で、嬉しい悲鳴を上げている。この日は、北川徳とく治はるさんがシュレッダー作業を行っていた。(6) 伝票仕訳伝票仕訳作業の依頼を受け、障害者と支援スタッフとでヒアリングに行った際、その作業は支援スタッフも戸惑うほど複雑だった。これがきっかけとなり、伝票発行のシステムを根底から見直し、2カ広い工場内の緑化作業をする(手前から)平垣大地さん、松林遼太郎さん、石倉悠生さんモールド切断作業をする小池弥恵さん大型シュレッダー機での作業をする北川徳治さん伝票仕訳作業をする吾郷修平さん(左)と、指導にあたった北川恵美子さん(右)

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