働く広場2017年12月号
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31働く広場 2017.12意識や、せっかく採用しても定着しない理由など、これまで「むずかしい」とされてきた精神障害者の雇用にかかわる問題点を分析し、今後精神障害者を職場で受け入れるにあたって「受入準備」、「採用面接」、「職場定着支援」のステップで実践できる、具体的なノウハウとケーススタディを提供している。四六判204ページ、2484円。   脳性マヒとたたかう22歳の“声なき詩人”堀江菜穂子さんが、「いきていてこそ」(サンマーク出版)を出版した。 出産時のトラブルから重度の脳性マヒを患い、寝たきり生活を送りながら、わずかに動く指先を使って「筆談」で紡がれる数々の言葉。これまでのおよそ2千編の作品から54編を選んでいる。四六変型判135ページ、1296円。 統合失調症は100人に1人がかかるといわれ、男女の差なく、よく発病する年齢は思春期から20代半ばといわれる。この統合失調症について、ていねいに解説した「よくわかる最新医学 統合失調症」(春日武彦監修、主婦の友社)が出版された。 医療機関への最初のコンタクトのとり方、最新の薬物療法、薬物以外の治療法、療養の仕方、福祉制度などがまとめられている。A5判208ページ、1512円。 2018年4月から精神障害者の雇用が義務化されることを受け、「成功する精神障害者雇用 ~受入準備・採用面接・定着支援~」(第一法規株式会社)が出版された。 精神障害者の職場定着の実績を持つコンサルタント刎はね田だ文ふみ記きさんと江森智之さん(株式会社スタートライン)が執筆。採用する側の苦手を募集。台湾の農園から苗を1本千円で仕入れ、障害者が約半年かけて開花させ、出荷する。オーナーが10本1万円で苗を購入した場合、1本を1万円相当のアレンジメントフラワーにしてオーナーに届け、残りを販売。その収益が障害者の取り分となる。日本財団「はたらくNIPPON!計画」プロジェクトの一環として、建設費の助成を受けた。工賃月額10万円を目ざす。  「山陰合同銀行」(島根県)は、鳥取市に障害者雇用事業所「ごうぎんチャレンジドとっとり」を開設した。 精神障害や発達障害のある人たちを中心に5人を採用。データ入力、書類整備、営業店事務のサポートなど、銀行業務の一部を担当する。2007年から運営している障害者雇用事業所「ごうぎんチャレンジドまつえ」(島根県)に続いて、2カ所目。  福岡都市圏の不動産賃貸管理業の「株式会社三好不動産」(福岡県)は、障害者の雇用推進を目的に、熊本県合志市で特例子会社の誘致に取り組む。同市が同社グループに「合志市まちづくり事業提案」の認定書を交付し、市として積極的に支援する方針を示した。 三好不動産は、2013年に合志市に特例子会社「ぞうさんのはな」を設立。宅配弁当事業で、障害者8人を配達スタッフなどで雇用している。設立・運営に関するノウハウを活かし、他企業への支援を実施し、特例子会社の誘致を行う事業を始めた。本紹介「よくわかる最新医学 統合失調症」「成功する精神障害者雇用 ~受入準備・採用面接・定着支援~」「いきていてこそ」障害者雇用事業所を開設鳥取特例子会社を誘致熊本地方アビリンピック検索平成29年度地方アビリンピック開催予定茨城県、三重県、広島県、佐賀県*11月24日(金)時点。部門ごとに 開催地・日時が分かれている県もあります*  は開催終了12月~1月茨城三重広島佐賀

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