働く広場2018年10月号
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藤田七海生物学的にありえないもの藤田七海(ふじた ななみ)1989年7月生まれ。青森市在住。14歳のとき、重い統合失調症と診断され、いまに至る。この作品は、七海さんの世界の始まりであり、出発地点でもある。よく周りの人に“パイナップル”と呼ばれているが、一応、生きているんだよ。まあ植物って、人間とか、動物とまったく同じサイクルで生まれていく。七海さんは、いつもそう思う。“パイナップル”といわれた後に、この作品を見てもたぶんわからないと思う。七海さんの世界の“パイナップル”は果物ではなく、「何かを放出する生き物」。ただ、タイトルに「ありえないもの」とつけ足したのは、七海さんが憧れている奈良美よし智ともさんの本によく出てくる言葉で、自分らしく、しっくりきたから。読者のみなさんが、この作品を気に入ってくれたなら、七海さんはきっとハイテンションでしょうね。さんきゅー。文:藤田七海画材:キャンバスボード、油性ペン、アルコールマーカー / サイズ:SM(227㎜×158㎜)特定非営利活動法人ドアドアらうんど・青森

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