専門訓練コース設置・運営サポート事業

精神障害者、発達障害者、高次脳機能障害者を含む職業訓練上特別な支援を要する障害者等を専門に受入れる訓練コースを設置している、または今後設置することを検討している障害者職業能力開発校や一般の職業能力開発校を対象に、訓練コースの設置・運営を支援する『専門訓練コース設置・運営サポート事業』実施しています。

支援の流れ

支援の実施にあたっては、対象校の訓練計画や訓練環境、支援ニーズ等に基づき個別の支援プログラムを作成し、提案します。

1 ニーズ等の把握

対象校の訪問等を通じて、訓練計画や訓練環境等を確認し、指導技法等の提供に係る具体的なニーズの把握を行います。

2 訓練計画策定等に関する支援

対象校の要請に応じて、次の支援を行います。

  • 対象校が開催する訓練計画等の策定に係る職員会議や関係機関の有識者を参集した連携・協力体制の構築に向けた委員会等における助言等
  • 国立職業リハビリテーションセンターや国立吉備高原職業リハビリテーションセンターの見学や訓練体験等による専門訓練コースの設置・運営に必要となる訓練環境や指導技法等の紹介

3 ノウハウ提供支援

国立職業リハビリテーションセンターや国立吉備高原職業リハビリテーションセンターの訓練場面等を活用し、対象校の指導員等にOJT方式による直接的な指導技法等の提供を行います。

  • 対象校の支援ニーズに応じて、支援期間や実施内容を設定します。
  • 実施内容には、障害特性の把握、技能訓練、社会生活指導、職場実習、就職活動支援、関係機関との連携などがあります。

(注)数回に分けた実施や複数名の受入も可能です(支援期間は最長で合計2ヶ月程度です)。

4 フォローアップ支援

ノウハウ提供支援を実施した後、対象校のニーズ等に応じて、訪問等による支援を行います。

  • 訓練コ-ス開設の準備状況に応じた助言等(訓練開始前)
  • 訓練等実施上の課題を踏まえた助言等(訓練開始後)

支援の事例・利用者の声

これまで実施した支援事例をとりまとめています。参考にしてください。

利用者の声

発達障害のある方たちに対する職業訓練指導未経験の指導員に、訓練の現場を見せていただきながらご指導いただけたので、とてもわかりやすかった。

本からの情報だけではわからなかったことも、実際に見て、その場で教えていただけたので、どこで何を注意するのか、どの場面でどの技法を使えばよいかなどがはっきりとわかり、大変参考になった。

発達障害を本格的に受け入れるにあたって、訓練生本人が障害特性の把握や、訓練・作業を通して「できる」、「苦手」、「どう工夫するか」という自己認識を高めることが重要で、そこから就労に向けての訓練が成り立つことがわかった。

発達障害を対象としての訓練で、こちらが不安に思うことが先行してしまうが、訓練生の立場になってみての困り感や、必要な配慮を考え、ただそれらを決めつけずに本人がどう感じているのかをよく聞き出すことが大切だとわかった。

お問い合わせ

事業の利用について

厚生労働省 人材開発統括官 特別支援室 障害者企画係
Tel:03-5253-1111(内線5962)

事業の内容について

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
職業リハビリテーション部指導課 広域・職業訓練係
Tel:043-297-9030