エルダー2017年10月号
14/68

2017.1012企業プロフィール明確化した。(3)「高年齢労働者に配慮した職場改善マニュアル」を高齢従業員への助言・指導に活用することでモチベーションアップにつながった。(4)従業員は「私のメモ提案」として現場の作業改善を促進するアイデアを自由に出すことができるようにしている。最近では高齢従業員の経験と高い技術による「ケーブルガイドローラー」の提案が採用されている。七欧通信興業は1969年に電気通信設備の工事会社として発足、1987年には名古屋に工事事務所を設置、1990年に本社を現在地へ移転した。1994年には株式会社NTTドコモより工七欧通信興業株式会社は1969(昭和44)年に、電気通信設備の工事会社として創業、以来電気通信工事の第一線を半世紀近く歩き続けてきた。1972年に日本で冬季オリンピックが開催されたが、その札幌オリンピックにおける回線設備工事を受注、以後大小さまざまな通信に関する工事を受注して業容を拡大してきた。高い技術力を誇る同社にとって経験豊かな高齢従業員は会社の業績向上に大きく貢献しており、高齢従業員ができるだけ長く意欲をもって働ける職務の創出や能力開発に全社をあげて取り組んできた。本事例のポイントは次の通り。(1)2016(平成28)年に継続雇用における経過措置を撤廃し、希望者全員の再雇用を65歳へ引き上げ、さらに今年4月には66歳まで引き上げた。(2)定年60歳直後の継続雇用者に「納得のいく賃金額の決定」を実施するとともに、「技術指導員」としての職務の明示など、高齢従業員の位置づけや役割を七なな欧おう通信興業株式会社高齢従業員の活躍の場を創出しいきいき働ける職場環境を実現高年齢者雇用開発コンテスト平成29年度厚生労働大臣表彰優秀賞Ⅱ企業の沿革・事業内容Ⅰ本事例のポイント七欧通信興業株式会社(東京都荒川区)◎創業 1969(昭和44)年◎業種 電気通信工事業◎従業員数 55人(60歳以上男女内訳)  男性(9人)女性(2人)( 内 訳 ) 60~64歳 5人 (9.1%) 65~69歳 3人 (5.5%) 70歳以上 3人 (5.5%)◎定年・継続雇用制度定年60歳。希望者全員を66歳まで再雇用。その後、一定条件のもと再雇用の場合あり。現在の最高齢者は74歳(東京都荒川区)

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る