エルダー2017年10月号
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2017.1040かがいました。白しら﨑さき三郎さん(74歳)は、同社の創業時代に入社した従業員です。現在、午前5時に出勤し、運行管理者による健康チェックなどを受けてから、タンクローリーでLPガスを貯蔵基地から所定の取引先へ運ぶ仕事をしています。以前は長距離配送も行っていましたが、いまは午後2時までに仕事を終える中距離を担当しています。37年間無事故・無違反で、全日本トラック協会などから何度も表彰されています。「運転することが大好きですから、この会社で好きな仕事を続けられていることが何よりうれしく、会社に感謝しています。無事故・無違反は誇らしいことですが、明日も同じとはかぎりません。運転もガスの扱いも、慣れすぎてはいけないことだと肝に銘じて仕事をしています」と白﨑さん。仕事を続けるために自応」、「希望によりドライバーから倉庫内業務などへの転換を可能とする職務開発をすすめる」、「希望により歩合給制に対応」、「産業医の指導・己管理を徹底し、飲酒はせず、十分な睡眠を心がけています。齊藤室長は「白﨑さんは若い従業員の手本です。几帳面で、車両整備にも気を配り、安全管理を徹底して行っています」と白﨑さんの仕事ぶりを語ります。社内のドライバー研修では、若手の運転に同乗して運転技術などを伝える役割も、になっています。若い人との会話も楽しみ橋本勝さん(72歳)も同社の創業時代に入社したベテランで、同社の役員も務めました。運行管理者として乗務員の配車や日々の点呼、健康管理などをになっていましたが、現在は市内配送や引越し業務のサポートなどいろいろな部門の補佐役として働いています。橋本さんは、「68歳のときにけがをして、それ協力を得て、健康管理体制を充実・強化」、「安全衛生委員会の役割に社内コミュニケーションの充実や業務改善検討を加え、高齢者雇用に関する課題も全社で検討」など。「吉川アドバイザーから、一人ひとりが活き活きと働ける職場づくりのうえで、①引続き全社一体となって業務を推進していける職場環境にすること、②高齢化にともなう身体的能力の低下には充分に配慮する必要があること、③危険物の輸送業務について加齢による万一の事故発生の回避のためには一定の年齢で市内配達などの業務に異動し、そのような措置は安全管理上の理由であることを十分に説明する必要があることなどをうかがいました」(齊藤室長)好きな仕事ができることに感謝今回、同社の3人のベテラン従業員にお話をうフォークリフトで荷物を運び、配送の準備をする橋本さん齊藤洋一社長室長タンクローリーの点検を行う白﨑さん

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