エルダー2017年11月号
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82017.11約でパートタイム就労を可能にし、就労意欲を高めた。(3)職務を固定から、ローテーションで経験させることで「多能化」を目ざし、チームワークの向上につながった。(4)人事雇用管理区分を明確にするため、「職業能力評価基準」や「人事考課方法」などを定め、基準に基づく運用としたため、従業員の不平不満がなくなった。サービス方式の大衆食堂半田屋の加盟店としてチェーンストアを展開し、現在2店舗を運営している。2店舗の従業員数はそれぞれ20人と15人で、このうち「大衆食堂株式会社セブンレストランシステムは、2007(平成19)年、北海道札幌市で創業し、フランチャイズチェーンの「大衆食堂半はん田だ屋や」(本社:宮城県仙台市)に加盟して、2店舗を運営している。大衆食堂半田屋は「やすくておいしいものをお腹いっぱいに」をモットーとし、セブンレストランシステムの運営店もこの方針に基づき、利用者の健康を支える「おふくろの味」を提供している。同社の定年は75歳。「将来は定年廃止も考え、高齢従業員が活躍できる場を提供したい」というのが創業者の石川浩こう一いち代表取締役の思いだ。本事例のポイントは次の通り。(1)創業時の定年は65歳。これを70歳、75歳と段階的に引き上げ、定年後も年齢に上限なく再雇用を行うなど、高齢従業員に就業の場を提供している。(2)「短時間正従業員制度」を導入し、能力のある人材は無期契創業者の石川社長は過去にコンビニエンスストアを3店舗経営していた。しかし、外食産業を展開することは年来の夢であり、2007年に同社を創業して、セルフ企業プロフィール株式会社セブンレストランシステム(北海道札幌市)◎創業 2007(平成19)年◎業種 飲食業◎従業員数 35人(60歳以上男女内訳)  男性(0人)女性(21人)( 内 訳 ) 60~64歳 6人(17.1%) 65~69歳 8人(22.9%) 70歳以上 7人(20.0%)◎定年・継続雇用制度定年は75歳。定年後は運用により年齢の上限なく再雇用。現在の最高齢者は77歳(北海道札幌市)株式会社セブンレストランシステム75歳定年と職務の多能化がもたらした融和と結束力高年齢者雇用開発コンテスト平成29年度高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰優秀賞Ⅰ本事例のポイントⅡ企業の沿革・事業内容

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