エルダー2017年11月号
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282017.11(3)多様な業務を活用して、高齢職員の能力・体力に応じた、配置変更が可能となった。(4)厨房への自動食器洗浄機導入による作業負荷の軽減や、バリアフリー化など、安全で働きやすい職場環境を実現した。(5)法人本部による「管理者会議」を設け、各事業所との意見交換を行い、現場で発生する課題などの情報を集約する仕組みを構築した。に移行)。同園を出発点に、障害者が社会で羽ばたいてほしいとの願いを込めて、古代の飛鳥文化の「あすか」から事業所名を命名し社会福祉法人龍口会は宮崎県の県南、鹿児島県との県境に位置する串間市において、1986(昭和61)年7月に設立し、2016(平成28)年に創立30周年を迎えた。「利用者様の幸せを願って限りなくロマン﹃夢と希望﹄を求め続ける施設づくり」をモットーに、障害のある人たちの自活をめざした障害者支援事業に取り組んできた。現在は、有料老人ホーム、共同生活援助・介護など福祉・介護事業全般に業容を拡大し、地域福祉の拠点として法人事業を運営している。本事例のポイントは次の通り。(1)多様なライフスタイルに合わせた時給月給制、日給月給制などの選択制の雇用制度を導入し、高齢職員の希望に沿った柔軟な働き方が可能になった。 (2)「1カ月単位の変形労働時間制」の導入によって、チーム介護による継ぎ目のないサービスを実現した。龍口会は、1986年に社会福祉法人の認可を受け、翌年、重度身体障害者施設「あすか園」を開園(2011年に障害者支援施設(宮崎県串くし間ま市)社会福祉法人龍たつ口ぐち会かい柔軟な勤務形態などを活用し高齢職員が活躍できる職場を実現高年齢者雇用開発コンテスト平成29年度高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰優秀賞Ⅰ本事例のポイント企業プロフィール社会福祉法人龍口会(宮崎県串間市)◎創業 1986(昭和61)年◎業種 社会福祉事業◎職員数 100人(60歳以上男女内訳)  男性(10人)女性(31人)( 内 訳 ) 60~64歳 16人 (16.0%) 65~69歳 17人 (17.0%) 70歳以上 8人 ( 8.0%)◎定年・継続雇用制度定年は65歳。定年後は上限年齢なく希望者全員を再雇用。現在の最高齢者は94歳Ⅱ企業の沿革・事業内容

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