エルダー2017年11月号
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エルダー37[早川アドバイザーから]「事業所がいま一番必要としていることや課題を把握できるように心がけています。一度、診断システムや研修を試していただくことで、ご納得いただけると思います。一回きりの訪問で終わることなく、また来てもらいたいと思っていただけるような、次回に『繋がる』活動になるよう日々心がけております」高齢者雇用の相談・助言活動を行っています◆早川アドバイザーは、山梨支部では唯一の女性アドバイザーです。同課の波多野義勝課長は、早川アドバイザーの人柄と活動について「明朗かつ穏やかな人柄で、訪問先からの評価が高く、事業主などから再訪問の要請が多いアドバイザーです。特に、ファイナンシャルプランナーとしての専門性を活かした活動には定評があります。当支部の主要行事にも積極的に参加し、また、日ごろから各種の研修にも参加するなど、自己啓発に努めていらっしゃいます」と話します。◆山梨支部は南甲府警察署の対面に位置し、近隣には高等学校、小学校などが点在する住宅地域にあります。5人の高年齢者雇用アドバイザーが所属しており、毎年、約360件の事業所などへの訪問活動をしています。相談・助言活動では、県内の急速な高齢化に配慮して、「高齢者の雇用・職域拡大」、「健康管理制度の確立」、「生涯現役社会への対応」などを重点として、県内企業の実情に即した活動を行っています。●山梨支部高齢・障害者業務課住所:山梨県甲府市中小河原町403-1 山梨職業能力開発促進センター内電話:055(242)3723アドバイザー歴:6年(43歳)アドバイザー早川朋子の機能をチェックし、努力を重ねています。設立時、従業員数は19人ほどでしたが、たしかな技術力が高い評価を得て、甲府市の事業を受注するなど徐々に規模を拡大。現在は100人を超える従業員を抱えるまでになりました。同社は1989年に定年を65歳に引き上げました。就業規則では「満65歳に達した月末を持って自然退職とする。ただし、会社が必要と認めたときは、専門技術、健康を考慮し嘱託として希望者測定分析、環境計量証明を基盤事業に、環境に関するすべてをコンサルタントする企業として、豊かな自然環境の管理保全に努めてきました。特に、山梨県下水道公社に委託され、運転維持管理を行っている富士北ほく麓ろく流域下水道と峡きょう東とう流域下水道などを合わせると、担当する県内の下水道維持管理業務は同社事業の60%以上を占めます。その責務を胸に、日々、清らかな放流水を維持できるよう、水質、汚泥の自主検査を行い、各設備全員を再雇用することができる」としています。これまで、最長77歳まで職務をまっとうした従業員もいたそうです。30年以上前から65歳定年にしている理由について、遠山和男総務部長は「社会インフラである下水道の管理には資格と技術が必要です。そのため、設立当初より40代〜50代の経験を積んだ従業員が中心になって働いてきました。人が不足すれば、同様の経験者を採用してきました。こうした中高年層の従業員に、先々少しでも長く会社で働いてもらうために定年を65歳に設定しました」と説明します。職務・処遇に関しては、「65歳以降は嘱託社員に変わりますが、技術を活かしてもらうことを目的にしていますから、嘱託になっても原則定年前と同じ職務に従事してもらっています。処遇もおおよそ変わりません」(遠山部長)遠山和男総務部長

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