エルダー2017年11月号
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研修なのか、また、研修を受けてどのように面談を行っているのか、さらに、研修によって面談の効果は高まっているとみているのかなどについて、ご紹介しましょう。同社は、1997(平成9)年のNTT法改正による再編後、1999年に設立されました。都道府県を越えた長距離通信事業、インターネット・サービス・プロバイダ事業(OCN)のほか、国際通信事業、企業向け通信ネットワーク事業などをになっています。設立されてから20年足らずですが、年代別社員数をみると、50代前半に一山、40代半ばNTTコミュニケーションズの社員が行う業務とスキルアップ策1にもう一山ある、フタコブラクダのようなかたちになっています。サービスの企画・開発にあたっている社員が約4割、オペレーションや保守などにあたっている社員が約2割、セールスにあたっている社員が約3割、その他スタッフ部門などが約1割となっています。年代を問わず、エンジニア比率が高くなっていますが、若手社員はクラウドをはじめとした新サービス、ベテラン社員は比較的レガシー第2回以降、ここまで、キャリア研修を中心に企業の取組みについて紹介してきましたが、そのなかには、キャリア研修を行うだけでなく、研修修了後に、そのフォローアップとしてキャリアカウンセリングを行うという企業がいくつもありました。それとは逆に、面談を行うために44444444、キャリア研修を行っているという企業もあります。今回ご紹介するNTTコミュニケーションズ株式会社では、面談がメイン、それを効果的に行うために、事前に「キャリアデザイン研修」を受けてもらう、というやり方で、ベテラン社員のキャリア開発支援に取り組んでいます。面談を効果的に行うための研修とはどんな▶会社概要企業理念(事業ビジョン):“Transform. Transcend”私たちは、時代を先駆ける技術やサービスを提供することでお客さまのビジネスや社会、そして市場に飛躍的進化(Transform)とダイナミックな変革(Transform)をもたらし、期待や想像を超える(Transcend)新たな価値や、すべての垣根を越えて(Transcend)つながる世界を創造していきます。会社名NTTコミュニケーションズ株式会社本社東京都従業員数6,350人(NTT Comグループ:21,550人)2017年 3月末現在業種電気通信事業等2017.1144生涯現役を実現するための 希望者全員65歳雇用が浸透し、60歳以上の高齢社員が増えていくことが予想されるなか、高齢社員の戦力化のためにもキャリア開発支援の重要性はますます高まっていくと思われます。本連載では、企業におけるキャリア開発支援にかかる制度設計や運用をはじめ、個人の主体的なキャリア形成を支援するための方策などを、企業事例なども交えて紹介します。キャリア開発支援するための 希望者全員65歳雇用が浸透し、60歳以上の高齢社員が増えていくことが予想されるなか、高齢社員の戦力化のためにもキャリア開発支援の重要性はますます高まっていくと思われます。本連載では、企業におけるキャリア開発支援にかかる制度設計や運用をはじめ、個人の主体的なキャリア形成を支援するたキャリア開発支援高齢・障害・求職者雇用支援機構 雇用推進・研究部長 浅野浩美面談前のキャリア研修(NTTコミュニケーションズ)第7回▶定年制等定年年齢60歳継続雇用制度希望者全員65歳役職定年あり(57歳)▶年齢構成平均年齢43.7歳(2017年3月末日現在)

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