エルダー2017年11月号
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エルダー7特集平成29年度「高年齢者雇用開発コンテスト」エルダー7特集平成29年度「高年齢者雇用開発コンテスト」挨拶に立つ当機構の和田慶宏理事長中央大学大学院戦略経営研究科 佐藤博樹教授 厚生労働大臣表彰最優秀賞は(株)きむらが受賞した当者など、約350人が参集した。フォーラムでは、「平成29年度高年齢者雇用開発コンテスト」の表彰式をはじめ、佐藤博樹・中央大学大学院戦略経営研究科教授による記念講演、コンテスト入賞企業による事例発表・トークセッションが行われた。はじめに、加藤勝かつ信のぶ厚生労働大臣(代読・厚生労働省職業安定局坂根工のり博ひろ雇用開発部長)と当機構の和田慶よし宏ひろ理事長による主催者挨拶があり、その後に行われた表彰式では、厚生労働大臣表彰として、最優秀賞=(株)きむら、優秀賞=七なな欧おう通信興業(株)、(株)平和タクシー、特別賞=(一財)市川市福祉公社、(株)お佛壇のやまき、(株)ウエスト神しん姫きの6社に賞状が授与された。次いで、当機構理事長表彰では、優秀賞=(株)セブンレストランシステムをはじめとする6社、特別賞=(医)共ともに生いきる会かいをはじめとする18社に賞状が贈られた。表彰式後の記念講演で佐藤教授は、「人事管理の基本が鍵〜高齢社員の活躍支援に特別な取り組みは不要〜」をテーマに、これからの人材マネジメントの考え方や取組みのポイントを説いた。すでに企業などでは多様な人材の活用に取り組んでいることから、佐藤教授は「高齢者を対象とした人事施策だけでなく、50代・40代、30代・20代を対象とした取組みのすべてが重要」と今後の人材マネジメントについて指摘。まず、高齢者向けの課題として「仕事開発とマッチングシステムの構築」をあげ、取組みのポイントを示した。次に、50代・40代層の就業継続支援のための課題として「仕事と介護の両立」をあげ、介護離職がもたらす問題や両立支援の取組みのポイントを説明。さらに、30代・20代層を含めた中長期課題として、「長期化する職業キャリアへの対応」をあげ、その対応策を示した。本講演を通して佐藤教授は、「多様な人材がその能力を、仕事を通じて発揮し、企業経営に貢献できるマネジメントや仕組みづくりが求められている」と強調した。続いて事例発表とトークセッションを開催。事例発表では入賞企業から、木村宏ひろ雄お(株)きむら代表取締役と同社の辻井学がく総務・人事部長、関藤ふじ好よし七欧通信興業(株)代表取締役、浅野秀浩(株)お佛壇のやまき代表取締役社長が登壇し、自社における取組みを紹介した。次いで、佐藤教授をコーディネーターに迎え、事例発表した3社をパネリストとするトークセッション「先進企業から学ぶ高齢社員の活躍」が開かれ、従業員の持っている能力・技術・経験などの活かし方や健康管理の工夫などについて、各パネリストが詳しく語った。最後は佐藤教授がトークセッションを総括し、フォーラムは盛況のうちに閉幕した。なお、記念講演とトークセッションの詳細は、本誌2018年1月号で掲載する。

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