エルダー2017年12月号
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2017.1218ていると思われていないか」、「人事評価が下がるのではないか」というテレワーカーの不安を軽減することができます。また、在宅勤務時に業務と私用が混在する場合に、業務時間を自動的に集計するシステムもあります。例えば、子どもの送迎などによって仕事を中断する場合は、その都度離席の記録をつけ、作業に戻った際に在席の記録を付ける場合があります。業務(在席)中は、常に電話を取れるようにしたり、チャットで話しかけてもよいなど、ルールづくりも重要です。コミュニケーション7テレワークの実施頻度が少ない場合は、コミュニケーション不足を心配することはありませんが、実施頻度が多くなるとコミュニケーション不足から生じる問題点を解消する方法を考えなければなりません。■ 業務中の連絡方法テレワークでは、相手の様子が見えないため、連絡をとることをためらってしまうということを聞きます。解消する策として「必ず連絡を取れる時間を決めておく」、「チャットなど気軽な連絡を取るためのツールを活用する」などの方■ 電話テレワーク実施企業で、Eメールに次いで利用されています。使い慣れている、時間がかからない、コミュニケーションの時間が取れるなどの特徴があります。■ 勤怠管理ツール(始業・終業時刻などを管理することができるシステム)出退勤の管理ができるツールを活用して、テレワーク時の始業・終業時刻などを管理します。メールで通知しなくてもよい、大人数を管理しやすい、証跡を管理しやすいなどが特徴です。■ 業務中に常時通信可能な状態にする個別に報告する手間がかからない、などの特徴があります。在席管理(プレゼンス管理)ツール6従業員の在席確認や業務状況を把握するためのツールです。従業員と上司が互いに安心して業務状況を共有できるツールを選ぶことが重要です。プレゼンス管理専用のツールを利用するほか、会議システムのカメラ機能を通じて管理する方法や、Eメールの定期的なやり取りによって実施する方法などがあります。在席確認によって、「勤怠の管理がむずかしい」という管理者の不安や、「テレワーク時に仕事をさぼっの設定が適正であるかを確認する必要があり、また、過重な長時間労働を行わないように健康管理する責務があるからです。勤怠管理・業務管理5テレワーク時には、従業員がオフィスから離れて仕事を行うため、勤怠管理(労働時間の管理)や業務管理(業務の遂行状況の把握)の方法を決めておくことが必要です。•勤怠管理の方法従業員の勤怠管理は、始業・終業時刻の報告、記録の方法をあらかじめ決めておきます。•業務管理の方法勤怠管理(労働時間の管理)のほか、労務管理ツールのなかには業務管理(業務遂行状況の把握)を適切に行うことができるツールがあります。例えば、在席管理(プレゼンス管理)ツールやスケジュール管理ツール、ワークフローなどがあります。報告の方法(例)■ Eメールテレワーク実施企業で、最も多く利用されています。使い慣れている、業務の報告を同時に行いやすい、担当部署も一括で記録を共有できるなどの特徴があります。

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