エルダー2017年12月号
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脳力アップトレーニング!働くための篠原菊紀(しのはら・きくのり)1960(昭和35)年、長野県生まれ。東京大学卒業後、東京理科大学諏訪短期大学助教授を経て、諏訪東京理科大学共通教育センター教授。健康教育、脳科学が専門。脳計測器多チャンネルNIRSを使って、脳活動を調べている。『中高年のための脳トレーニング』(NHK出版)など著書多数。2017.1264順番に見つけて!第7回今回は集中力の問題です。数字を見失っても、あきらめず、根気よくがんばってください。くり返し3~5回チャレンジし、時間を短縮していくのがおすすめです!数字を1から20まで、順番に目で追っていきましょう。時間をかければ簡単ですが、目標時間は20秒です。がんばりましょう!目標20秒眼球運動で、集中力低下状態を解除私たちの脳は、1つのことに集中し始めると、前ぜん頭とう葉ようの一部から強い信号が送られ、前頭葉から頭とう頂ちょう葉ようが活性化します。このとき眼球運動が制御されます。そこで、集中できないときや余計なことに集中してしまうときは、眼球制御をいったん解除するために、眼球運動をしてみましょう。右上→右下→左下→左上と眼球を動かして、集中力の仕切り直しをしてみてください。さて、今回の問題は、短時間で集中して眼球をさかんに動かす問題です。集中力アップに効果が期待でき、ペンと紙で自作できますので、普段の勉強前などにやってみましょう。自作した直後では配置の記憶が残っているので、違うパターンのものをいくつかつくり、最初につくったものをその日に実施、ほかのものは翌日以降に行うとよいでしょう。数字の色は1色でも大丈夫ですし、数字を30までに増やしたり、使用しない数字を混ぜるなど、難易度を調整することもできます。???

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