エルダー2018年3月号
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エルダー33の燃料として利用されています。2016(平成28)年9月には、廃棄物由来の工業燃料において、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)で初となる、JIS規格(日本工業規格)認証を取得しました。 大和エネルフは、1970(昭和45)年に「大和清掃」として創業。産業廃棄物の収集・処理業者としてスタートしました。現在、2代目社長が環境エンジニアリング事業を推し進めるなか、先代のときから会社を支えてきた従業員たちは高齢を迎えています。下しも別べっ府ぷ正樹CSR法務部部長兼品質管理責任者は、「高齢従業員に対して会社から退職勧奨は一切行いません。会社の発展に尽力された功労者として、生涯現役で働ける環境を用意しています」と胸を張ります。 同社は高齢者雇用制度のより一層の整備に2017年から積極的に取り組んできました。定年を66歳に延長し、希望者全員を70歳まで継続雇用する制度を導入しています。賃金については、継続雇用時の賃金をフルタイム月額40万円以上、時間給で働く嘱託従業員は1時間1300円以上と明確化しました。さらに、高齢者専門部署として 「運輸5課」、「保全課」を新設しました。運輸5課は軽量物の収集を専門とする部署で、保全課は重機を使用しない分別業務や、機械の整備、清掃業務を行っています。コンテストをきっかけに個別対応を制度化 同社のスピーディーな取組みについて庭山アドバイザーにたずねると、「もともと『高齢従業員は創業当初から苦労をともにしてきた仲間だから、働けるうちはいつまでも働いてもらいたい』という会社の考え方があり、2014年5月の初回訪問時は、定年年齢はすでに65歳で、65歳以上の従業員も12人在籍していました。そこで、『65歳以上の従業員が在籍するのに雇用制度がないのでは、みなさんが継続雇用に不安を感じているは下別府正樹CSR法務部部長兼品質管理責任者[庭山アドバイザーから]「企業訪問をする際は、ホームページなどで企業の内容を確認するとともに、過去の相談記録があればその内容を十分把握したうえで訪問するようにしています。また、訪問時においては、先方の高齢者雇用に関する考え方、ニーズなどを把握できるように傾聴を心がけ、企業にメリットのある情報提供をするようにしています」高齢者雇用の相談・助言活動を行っています◆愛知支部の伊勢統括は、庭山アドバイザーの人柄と活動について「庭山アドバイザーは温厚でまじめながらユーモアがあり、企業だけでなくアドバイザー仲間からの信頼も厚い、支部には大切な存在です。的確なアドバイスには大いに定評があります」と話します。◆愛知支部は、2017(平成29)年10月、名古屋駅前から現在の伏見駅周辺に移転しました。伏見駅周辺は多くのビジネスマンが行き交うビジネス街です。また、栄さかえや錦にしきなどの飲食街も近く、活気があり魅力に溢れた街です。◆当課には23人の高年齢者雇用アドバイザーが在籍し、現在、年間1800社強の事業所の取組みを支援しています。すべてのアドバイザーが親身になって話を聞き、適切なアドバイスを行っています。◆各事業所の状況に即した相談・助言活動を無料で実施しています。お気軽にお問い合わせください。●愛知支部高齢・障害者業務課住所:愛知県名古屋市中区錦1-10-1 MIテラス名古屋伏見4F電話:052(218)3385アドバイザー歴:6年(66歳)アドバイザー庭山 修

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