エルダー2018年3月号
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エルダー51特別企画 「産業別高齢者雇用推進ガイドライン」の概要職業紹介業においては、1999年の職業安定法改正により急速に業界規模が拡大するなかで、各社が自社の人材確保のために中途採用を積極的に行った結果、シニア年齢層の社員が多く活躍するようになっている。一方、「一億総活躍社会」の実現が不可欠であり、シニアがより活躍できる場を紹介することが業界の使命である。職業紹介業界が率先してシニアの採用と活躍の場を拡大することによって、業界自身の業績アップが期待されることはもとより、ビジネス経験豊富なベテランの参加による組織強化や若年層の育成も図られるのではないかと提起している。本ガイドラインは、職業紹介業界で活躍するシニア人材を5つのタイプに分けて特徴をまとめるとともに、シニア人材の拡大のために取り組むべき課題と、基本的な考え方を提示している。なお、本ガイドラインの冒頭には、該当ページへの検索ガイドと、本ガイドラインの概要を設けている。ガイドを参考にすれば、読者のニーズにあったページにすぐ誘導できるようになっている。また、概要では本ガイドラインの構成をわかりやすく2ページで紹介している。「Ⅰ 活躍するシニア人材像」では、業界のアンケート調査から、活躍しているシニア人材がいる企業といない企業を分け、データで比較し、シニア人材に対して考えるメリットや不安に違いがあることを導き出している。次に、活躍しているシニア人材のプロフィールを紹介している。性別・年齢、雇用形態、現在どのような仕事をしているのか、企業に果たしている貢献内容などを集計データで示し、活躍しているシニア人材像を概観している。「Ⅱ 活躍するシニア 5つのタイプ」では、職業紹介業で活躍しているシニア人材を5つに分類し、各タイプの強み、活躍の秘訣、企業のメリットと、実例紹介〜活躍しているシニア人材の過去、現在、これから〜という項目立てで具体的な活躍の内容を紹介している。その後、シニア人材が活躍する企業が実践している工夫や配慮、制度・支援の具体例をまとめている。章末には「(参考)シニア人材を雇用したい!と思った企業への公的サービス」と題して、高年齢者雇用アドバイザーを取り上げ、提供しているサービスと利用方法を紹介している。「Ⅲ シニア人材の雇用を取り巻く社会背景と業界の実態」では、シニア人材の雇用をめぐる社会的背景について統計データを用いて説明している。また、アンケート調査結果をもとに、業界におけるシニア人材の雇用をめぐる実態を概観している。「Ⅳ 参考情報」には、高年齢者雇用安定法の改正法についての説明、シニア人材の雇用のための諸条件の整備のポイント、行政機関が設置するアドバイザー、活用できる公的助成策、関係窓口一覧など、制度整備を進める際に参考になる情報を集約している。一般社団法人 日本人材紹介事業協会連絡先:東京都港区芝公園2-6-15黒龍芝公園ビル西館2階TEL:03-5408-5454 FAX:03-5408-5420HP:http://www.jesra.or.jp産業別高齢者雇用推進ガイドライン4職業紹介業 高齢者雇用推進ガイドライン活躍するシニア 5つのタイプ〜シニア人材が企業を強くする〜一般社団法人 日本人材紹介事業協会

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