人材育成プランのご提案

1.人材育成における課題解決に向けて

私ども高齢・障害・求職者雇用支援機構は、事業主団体及び事業主の方々が従業員に対して教育訓練を効果的に実施できるよう、職業能力の開発及び向上に関する相談・支援を行っています。

相談を行うに当たり、計画的・効率的な人材育成を行うために、職業能力開発体系を活用した「人材育成プラン」をご提案いたします。

職業能力開発体系の活用のイメージ図。従業員の人材育成を進めるにあたってどこから手を付ければ良いのか分からないといった事業主の方の悩みや、スキルアップしたいけど何をすれば良いのか分からないといった従業員の方の悩みを整理し、職務分析による仕事の明確化、従業員の能力の明確化、従業員の目標の明確化、従業員の能力開発の明確化をおこない、人材育成における課題解決を図ります。

2.人材育成に関する相談・支援の事例

人材育成における課題を解決するために、「職業能力開発体系」を活用し、当機構がお手伝いさせていただいた事業主団体・事業主の方々への相談・支援の事例を以下に紹介します。

<事例1>生産現場向け技術セミナーの開催による人材育成

一般社団法人日本金属プレス工業協会 様

一般社団法人日本金型工業会 様

日本金属プレス工業協会、日本金型工業界においては生産現場向けの研修事業の強化、現場力を強化する取り組みが求められていました。課題解決のため仕事の見える化、能力の見える化、能力開発の見える化をおこないました。結果、研修事業が盛況となり、受講者の技術やモチベーションが向上し、生産現場力の強化につながりました。

<事例2>次代を担う人材の育成

高知中央電気工事業協同組合は、ポリテクセンター高知が人材育成高知地域協議会の専門部会として設置した「高知県電気工事業人材高度化研究会」に参画し、同研究会において作成した「人材育成プラン」を基に、現在に至るまで継続して、実際の現場に即した教育訓練コースの開発・整備やその実施など、組合員のスキルの向上に取り組んでいます。

高知中央電気工事業協同組合様における生涯職業能力開発体系を活用した人材育成の例。同組合様においては工事単価が下がり、原価管理・積算及び設計能力のある技術者の育成や電機工事士等の合格率向上の環境整備といった課題を抱えていました。これらの課題解決のために必要な仕事の明確化、業界の抱える課題を解決するために補完すべき職業能力の明確化、人材育成プランの作成により研修の体系を明確化する等の取組をおこないました。現場においては研修の受講により、技術者がムダを省いて利益を追求するための工夫が見られるようになった、電気工事士等資格取得の合格率が向上した、国家資格の取得により技術者のモチベーションが向上したといった成果がみられました。

3.職業能力開発体系を活用した人材育成プランづくりの流れ

「職業能力開発体系」を活用した人材育成プランづくりの流れは、「仕事の見える化」、「能力の見える化」、「目標の見える化」、「能力開発の見える化」の順で進めていきます。

  1. 仕事の見える化 (仕事ごとに必要な職業能力は何か?)
  2. 能力の見える化 (個人ごとにどの仕事がどの程度できるか?)
  3. 目標の見える化 (個人ごとに次の能力開発の目標は何か?)
  4. 能力開発の見える化 (能力開発をどのように進めるか?)

職業能力開発体系を活用した「人材育成プランのご提案」の流れについては、「人材育成のパートナー」のリーフレットに詳細を記載しております。「人材育成のパートナー」のリーフレットからダウンロードしてご覧ください。

職業能力開発体系リーフレット

4.よくあるご質問(FAQ)

Q1.人材育成のメリットは何ですか。

A1. 従業員のスキルアップにより生産性の向上や事業の拡大が期待できます。また、従業員のモチベーションが向上し、職場定着率の向上にもつながります。

Q2.職業能力開発体系とは何ですか。

A2. 職業能力の開発及び向上に向けて、人材育成をどのように計画的・効果的に進めるかについて整理するためのツールです。仕事・作業に必要な職業能力(知識、技能・技術)を段階的・体系的に整理した「職業能力の体系」と、それらを身につけるための訓練カリキュラムを同様に整理した「職業訓練の体系」からなっています。このうち「職業能力の体系」は、キャリア形成促進助成金等の厚生労働省の助成金における「汎用性のある評価基準」に定められています。

Q3.どのように人材育成を支援していただけますか。

A3. 従業員の人材育成における課題解決のために、職業能力開発体系を活用して4つの「見える化」の流れで従業員の職業能力の開発及び向上に関する支援を行います。御社のご要望にあわせて、ハロートレーニング(在職者訓練)の実施、指導員(講師)派遣、機器設備等をご利用いただけます。

Q4.費用はかかりますか。

A4. 「人材育成プラン」は無料でご提案いたします。

5.お問い合わせ先

「人材育成プラン」の作成や進め方のご相談については、お近くの職業能力開発総合大学校、職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業能力開発促進センターまでお問い合わせください。